賃金・割増賃金の基礎知識

そもそも,賃金・割増賃金とは何なのでしょうか?

ここでは,まず賃金・割増賃金とは何かについてご説明いたします。

除外賃金となる臨時に支払われた賃金とは?

未払い割増賃金は,所定賃金から除外賃金を差し引いた金額を基礎として計算されます。この除外賃金には,除外賃金となる臨時に支払われた賃金が含まれるとされていますが,ここでいう除外賃金となる除外賃金となる臨時に支払われた賃金とは何なのでしょうか?ここでは,除外賃金となる臨時に支払われた賃金について考えます。

除外賃金となる除外賃金となる臨時に支払われた賃金とは?

割増賃金は,所定賃金から除外賃金を控除した金額を基礎として算定されます。この除外賃金は,労働基準法施行規則第21条によって明示されていますが,その中の1つに「臨時に支払われた賃金」が挙げられています。

ここでいう除外賃金となる臨時に支払われた賃金とは,臨時的,突発的事由に基づいて支払われたもの及び結婚手当等支給条件はあらかじめ確定されているが,支給事由の発生が不確定であり,かつ非常に稀に発生するものをいうとされています。

つまり,除外賃金となる臨時に支払われた賃金には2つの種類があるということです。1つは,臨時的・突発的なことが起きたことによって支払われた賃金,もう1つは支給条件は定められているものの,その支給をする原因となる事象が不確定的かつめったに生じないものである場合に支払われる賃金です。

臨時的・突発的な事由として分かりやすいものは,怪我をした場合でしょう。このような場合,賃金として傷病手当が支払われる場合があります。この賃金である傷病手当は除外賃金となります。

支給原因が不確定的かつ稀な場合の典型的なものは,結婚手当です。いつ結婚するかはあらかじめ明確に予測できませんし,通常は何回もするものではありませんから,そういう意味では非常に稀に発生するものといえるでしょう。

退職金が賃金に当たる場合で,しかも定年退職ではないときもこれに当たります。退職は原則として1回だけですから当然稀ですし,定年退職で無い限りはあらかじめ予測することはでないからです。

他方,あらかじめ予測できるものは,稀に生じる原因に基づく賃金であっても除外賃金ではありませんし,逆にあらかじめ予測はできないが,頻繁に生じる原因に基づく賃金は除外賃金には当たらないということになります。

もっと詳しく!